April 08, 2012

また、きっと咲くのだ、と桜は言った。【南郷温泉・山霧】


ホテルメリッサ日向・スタッフブログをご覧の皆様、こんにちは。六本松です。
先日、夜勤スタッフの自転車くん(仮称)に勧めれて、宮崎県は美郷町にある南郷温泉・山霧に行ってきました。
日向市からは車で45分くらいの距離で、道中は山道になります。
天気は快晴、桜の見頃の時期とあって、道路脇には山を彩る桜の木々がちらほら。春のドライブを満喫しました。

到着して館内に入ると、温泉だけでなく、簡単な食事がとれる(なぜかビビンパがある)食堂や、売店、
50畳ほどの広い休憩スペースもあるようでした。興味を惹かれましたが、兎にも角にもまずは温泉です。
平日だったせいか、客の姿はまばらで、露天風呂は貸切状態で使わせていただきました。
泉質はヌルヌルしていてお肌に良さそうな感じ。肌が弱い私にとっては大変喜ばしいことです。
あまり忍耐強い方ではないので、三十分くらいで温泉から上がりました。少しもったいない気もしましたが、
体はすでに茹でダコ状態です。玄関から外に出て風にあたることにしました。
正面玄関前の桜は満開で、風が吹くと無数の花びらが空に舞い上がり、どこへともなく消えていきました。
その光景は幻想的で、時間が経つのも忘れて、しばし見入ってしまいました。なぜこうも美しいのか。

散ってゆく花びら。それは来年の春に向けた桜の願い、生命力そのものではないだろうか。
「また、きっと咲くのだ」
という願いと共に、桜は散っていくのではないだろうか。

そう捉えると、一般的に“儚い”と言われる桜の姿が、なんとも勇壮に見えてきました。
私たちはその姿を美しいと感じ、心打たれるのではないでしょうか。

桜吹雪を堪能すると再び館内に戻り、休憩スペースでのんびりと読書をしました。
広い座敷でくつろいでいるのは、寝ているおじさんと私だけ。ここでもほぼ貸切状態でした。
ちなみに今日持って来た本は山崎豊子の『運命の人(三)』です。
どうせなら坂口安吾の『桜の森の満開の下』の収録されている本でも持って来れば良かったかなと、ぼんやり思いましたが、
そんなにロマンチックな話でもなかったので、別に良いかと思い直しました(テキトーですね。)

帰り際、車のドアを開けると、サイドボードの隅に桜の花びらが一つのっているのに気がつきました。
また、きっと咲くのだ。
それは桜の願いであると同時に、私自身の願いでもるのかもしれないな。
ふと、そう思いました。
桜の花びらは願いをのせて、未来へと飛んでいきます。

サイドボードにのった、そんな願いの一片をのせ、自宅へと帰りました。

日向での宿泊は日向市駅そばのビジネスホテル「ホテルメリッサ日向」へ


Posted by melissa at 08:31 am | from category: スタッフ日記
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