とある、病院で

Posted on August 24, 2015 by taiyo01

年に一度、内視鏡で検査をします。

7時半には病院へ行き、午前中は体内の洗浄です。

2ℓのポカリスエット味を2時間掛けて飲まなくてはなりません。

喉が渇いてもいないのに、10分おきのコップ一杯はきついものです。



待機室にはリクライニングチァアーが2つと、ソファーが2つの最高で4人収容出来ます。

一番乗りの僕は、入口の座り心地の良いチェアーを選びました。

プライバシーを侵害しないようにカーテンで仕切れます。



椅子を極限まで倒しテレビを見ていると、看護師と一緒に2名の女性が頭の上を通り過ぎました。

会話を聞いていると2名は知り合いらしく、看護師とも親しげに。

看護師が、おば様達を防護するかの如く、カーテンをチャっと閉めた。

男性は僕だけなのだから当然と言えば当然です。



二人の会話は筒抜けである。

「仕事をしている時は、専業主婦がうらやましかったけど、私が退職したらあなた

専業主婦の人達が働き始めたのよ・・・・。」 長い世間話の始まりです。



テレビには周りの迷惑にならない様に、旧式ヘッドホンが備え付けてあります。

ヘッドホンで耳をおおい被せ、ボリュームを上げましたが、お母様達の声の方が大きい。

話しが途切れるのは、どちらかがトイレに行く時だけです。



病院には至る所に緊急を知らせる押しボタンがあります。

おば様はそれを押して、看護師を呼びました。

彼女の緊急事態は、ポカリスエット味のお代わりでした。

僕は、まだ半分も飲んでいないに。



チェックカードには回数とステージ1〜5までの症状が分かりやすくプリントされている。

おおよそ合格ラインは4だそうだ。

カードを手にした看護師が「もうこれで充分です」と100点を付けた。

おば様の体の中には、もう米の一粒も残っていない。

看護師が去り、二人のひそひそ話が声が聞こえる。

今から冷蔵庫のギンギンに冷えた水を飲むそうです。

お腹壊しますね、たぶん。

Posted on August 10, 2015 by taiyo01

同級生の彼は単車好きで、高校生の時にはもう750?を乗り回していた。

そして20代で、「バイク店」を開業。

趣味を仕事にするとは、うらやましい限りでございます。

僕は免許を持っていませんが「ハーレーダビットソン」はカッコいいと思う。

彼の過酷な趣味に、泳いで・走って・自転車ロードのトライアスロンがある。

青島フルマラソンにも毎年出ている超人です。




そんな彼が自宅の庭に、耐火レンガでピザ釜を造った。

一度誘われましたが、仕事で行けず、今回初めて本物のピザをご馳走になる。



集まったのはトレーニングジムのお仲間達で、皆様キン肉ムキムキ。

肉のつき具合い、体脂肪の数値で話が盛り上がっている。



平均体重を20キロもオーバーしている僕は何度も激流に飲み込まれ

得意の潜水で、彼らの輪の中に浮上しては流された。







石釜は大きさこそと違えど、イタリアのフェレンチェで見たものとまったく同じだ。

ピザ生地は強力粉とドライイーストで発酵させた自家製生地。

ボールに入った生地を餅の大きさに摘み丸め、麺棒で伸ばす。


薄い方が焼きが早いとアドバイスを受けましたが、伸ばすと生き物の様に縮んで抵抗する。

トマトピューレを好みの量引き伸ばし、ベーコンにアスパラと薄切りピーマン

最後にチーズをいやというほど投下する。



























此方は準備万端だが、肝心な窯の温度が低いとマキを追加。

窯の中が真っ赤に焼けるまでの待ち時間、おもむろにダッチオーブンを取り出し

トウモロコシを散りばめ、蓋をすると、あっという間にポップコーンの出来た。

薄塩仕立ては、素材の味がよく分かる。 んーうまい。
























巨大なフライパン返しで窯の中に押し込む。

2分でモチモチピザの完成です。

どれ、お味の方はと。・・・本場の上を行ってますね。

皮が薄いのでいくらでも入り、病みつきになりそうです。












はかる君、大変美味しかっったです。また誘ってください。

バイクに興味がある方は、日向市「不二かつ」の西側「HOT」まで。

彼が渋くバイクとトライアスロンを語ります。笑。







原田昭男君のイチゴ農園

Posted on August 04, 2015 by taiyo01





原田昭男君のオアシスを訪ねた。

クーラーを付けているのに車の中は32°、砂ぼこりの駐車場の向こうに彼がいた。

外に出た瞬間、熱風で全身から大玉の汗が噴き出す。

スプリンクラーの水しぶきを浴びながら、ぐい飲み極小プランターに土を詰めている。

汗をぬぐった顔は土色に、「にやっ」とした歯がやけに白く感じる。
















ちょうど苗を増やす作業中だった。

1,000本の親苗から10,000の子苗孫苗を育てるそうだ。

こげつきそうな炎天下の中だが、熱射病対策などと言うものは無い。

くみ上げるスプリンクラーの地下水で、水分補給をしているのだろうか。

日本最高気温は岐阜県の41°だそうだが、このビニールハウスの中は、その最高をゆうに超えている。

「んだ、いやどぉ。」 僕には出来ない。










この時期、台風が毎週北上してくる。

風速30mで、このオアシスは、こっぱみじんになるのかも。

ビニールハウスの上からビニールシートを張って、吹き飛ばされない様にすると言うが

ビニールの2枚重ねで、本当に大丈夫なのだろうか。

天気予報に敏感になり、沖縄に上陸した後は、いつも神様に祈りを捧げる。







彼が目を細めた。「イチゴって人と違って、頑張った分、見返りがあるから嬉しいです。」

確かに、人は優柔不断で、頑張ったからと言って、すべてに成果が出る訳でも無い。

人にもまれ生きて来た世界に終止符を打ち、イチゴ農園に踏み切った原田君。

自然の猛威にはばまれた時、彼がどう立ち回るのか。

昭男ちゃん、保険、保険を掛けておきなさい。

そうだ、久しぶり、飯田先輩と3人で、うさぎ家に行こう。



)DISALLOWED (



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