太洋開発社長 そば打ち

Posted on March 25, 2012 by taiyo01

おじさんは何かにかこつけ集い

溜まったストレスを其処で解消しようとする

だから電話があると、つい 「 YES 」 と無意識のうちに反応してしまう

そして同じ話を繰り返す

話し手にとってはニューバージョンでも3回も同じ話を聞くと

分かっている最後のオチをどう受け止めたらいいものか

試行錯誤するが、結局・・・努めて笑うよう心がける

酒のお代わりが進むにつれ声も気持ちも大きく膨らむ

困るのは面白いことを話そうと努力している時

肝心な部分を途中忘れてしまう事で

随分経って思いだし

再開しても

もう誰も耳を貸してはくれない

今夜もそんな場面に遭遇するんだろうな



原田昭男の魚は食べられることなくチルド室に隔離され

飯田家の翌日の食卓に並ぶ

しかし彼の釣仲間が釣ったカツオが届いた・・・重さ6キロ・・・超特大である

昭男君の気遣いはまだまだ続く

東京神田のそば処さらしな堀井の蕎麦汁を取り寄せ

天然わさびは14代続く静岡のわさび農家門前のものらしい

箱の中には鮫皮のおろし板も入っていましたね

うんちくを聞いているだけで美味しそうに思えてくる

そばを打つ技量は無いが彼が参加すると調法する

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女将さんが日本酒のあてに造作した和の珍味が伊万里に盛られる

雪の衣をまとう千切りごぼうがサクサク音をたて

タラの芽のほろ苦さは春の訪れを感じさせた

春菊の白和えに散りばめる胡麻の風味がこたえられず

炒り子の醤油揚げの香ばしい匂いは想像した味を裏切る事もなく

交互に酒を口元に追いやった

今とても幸せです・・・

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これを忘れていた・・・署長特製のカキのオイル漬け、今日は椎葉のねむらせ豆腐も持ってきている
豆腐というよりお味噌に近い、これが日本酒にまた合う




おっと蕎麦を忘れていた

まず一筋をそのまますする

次に半分汁になじませツルッと

鮫皮で下ろした原田わさびを乗せてもみた

・・・ん・・・微妙な・・・

そこで土田ワールドの館長が一言

「 歯にからみ付く・と・よ・ね 」・・・「 それと硬ーい 」

此処に座る客人の感想を単刀直入に述べられた

繋ぎの分量を間違え湯がく時間も短すぎたようだ

次回に期待したい・・・


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二人か三人一組で会話が進む

聖徳太子のように全員の話を聞きとるのは難しい

今宵も止めどない話が春めく夜の時を刻んだ

さてそろそろ睡魔が襲ってきた、ぼつぼつ帰るとするか


「 そば処いいだ 」・・・店主の腕がまだ未熟な為、まだ皆様をご招待することは出来ませんが

近い・・いや遠い将来・・看板を出したおりには是非足を運んでみてください

太洋開発社長 そば処飯田

Posted on March 22, 2012 by taiyo01

久しぶりにやろうかと電話がある

さらしに包丁一本を巻き付け夕方「そば処飯田」に向かった

駐車場の車を移動すると其処に10坪程の厨房が出来る

参加者は手持ちの蕎麦1キロから算出した9名

半年ぶりである・・・

練り・伸ばし・切り・湯がきの4工程・・・一つ間違えば悲しい結末を迎える事になるが

すべて失敗する可能性も充分ある

我々クラスには10割蕎麦は無理で必ず薄力粉を繋ぎに使う

水はそばの半分を目安に少しずつ入れ団子状に空気を絞り出す

順ちゃんに水係をお願いした・・・たわいもない仕事です・・水を入れるだけですから

そばと繋ぎを配合し手のひらで砂遊びをするようにサラサラと撫でる

「 順ちゃん、お願い 」

すると、あろう事か、カップに並々と揺れる命の源を全部入れやがった

「 あっ 」・・・「 何する・と・もうー 」・・・

作業に入る前の作業でいきなりチョンボをしやがった

思い出せばガーリックトーストを作るのに1時間ニンニクとにらみ合ったお人である

料理に音痴な事をすっかり忘れていた

反省の色も無くその後の言いぐさが

「 それを何とかするのが彼方の仕事でしょ 」 

鉢を回すと吉川水がタプたぷと箱庭に作った小川のように流れる

異色の者同士が鉢の中で分離し一つになる事を拒み抵抗する

それでも手にこばり付いた粘土をぬぐい取りながら何となく団子の形にしてみた

ピザの大きさに丸く体で押し伸ばし・・・あとは麺棒で出来るだけ薄く・・・

周りにひびも入らずいい感じである・・・

んっ・・・切りも上手くいった・・・見た目80点、湯がきを失敗しなければ90点に近い

原田君到着・・・今夜食べる魚を持って来た

彼はわざわざお昼から太平洋の海原に船を出し魚を釣って来たのであります

鮮度が良いプリプリを皆に食べてもらいたいという心遣いに頭が下がる


トランクを開けると赤ちゃんだったら入りそうな大きなクラーボックス

空ける・・・

小アジが4匹・・・

久ぶりに僕の目を点にさせてくれた・・・

そういえば五ヶ瀬に行った時も小アジが2匹で慌てて日高鮮魚に駆け込んだ・と・ですよね・・・







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太洋開発社長 そば処 蔵

Posted on February 10, 2012 by taiyo01


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太洋開発社長 そば屋 蔵

Posted on August 02, 2011 by taiyo01

ご近所の蕎麦打ち名人…はなれの館で飲会をする時よく私は手伝った

こり性なおじ様は、その後はなれに手を加え掘りごたつのある宴会場を増築

あれから1年…


そば屋を始めるから案内状を持って行くと電話があった

趣味が高じて店を開くことに

蕎麦は福井から取り寄せた超極上品…

絶品以外の何ものでも無い…



おじ様はここで儲けようとはサラサラ思っていないようです

本物の手打ちを日向の人に食べて頂きたいのでしょう

今のところ試運転でお昼のみ開けているようですが

打つ量が少ない為すぐ完売していまうとか



日向に一件しかない手打ちそば北町旧道沿い「 そば屋 蔵 」
 
一度足を運んでみてください…




宮日新聞 世相まんが入選

タイトル 「 復興への勝利 」

最近彼女の顔にも慣れ…愛らしく思えるようになったのは私だけだろうか

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           もう一枚…

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太洋開発社長 そば、つづき

Posted on June 02, 2011 by taiyo01

 細いそばらしい蕎麦が長谷川さんの目に止まる…誰の作品なのか早く聞いてほしい正一郎先輩

しかし話題は団子の新作にそれて行く・・・「 忘れた?奥さんに電話して持ってきてもらえよ 」

此処にいる3人は同級生で私のように敬語を使うことは無く飯田さんは甘党なのか新製品の団子

をそばより楽しみにしているようであった。




さてこれが最後です。本日のメインディッシュ徳川将軍御用達「信州寒ざらし」※そばの名前

閉めはこの方と決めていたが、みたらし先輩が自分がやると包丁を掴んだ。今日は本番だから細く

お願いしてるのに言う事は聞かず…ただひたすら自分をつら抜く…

県警時代逮捕術で全国3位になったことがあるとこの前言っていた。一度見たことがありますが逮捕

術とは剣道・空手・柔道・合気道を組合わせた武道で何でも有ありの犯人逮捕の実戦を

想定したK−1並みの総合格闘技である。

それにしても全国3位は凄いですね…先輩が襲い掛かってくる事は無いと思うが言葉使いには注意を

払いたい・・・どうぞ思うがままにお打ちになってください…




湯がき水でしめ氷で冷やして。はい!出来ました

料亭を営む会長の差入れした船盛りをそばが囲む、写真では一見かつおの姿造りがメインに映るが

このざるに行きつくまで2ヶ月の時間を費やした…思えば日田でお酒の勢いにかられ世間話のつも

りで放った小話…普通聞き流すルールになっているのだが、一人だけ烏龍茶を飲んでいた副団長が

網ですくい虫かごに入れ大事に日向に持ち帰ったの…まっそのお蔭で今日があるんですけどね




一同まずそばかに箸が行く…すする…箸をさす…すする…箸すする…すする

太さをはぶけば満点である、美味い…隣の新人はすでに2ざる目に突入していた…

隣人の肩の向こうから私をじっーと見つめる黒い瞳…「 師匠私の点数はいか程でしょう 」…

隣の邪魔をする肩に合わせ向こうの顔が上下左右に動き私もそれに着いていく

思えば正一郎先輩の奇跡の細麺が話題に上がらない…答えは簡単である

裏返しにされたトランプンのように、ざるが入り乱れもうどれがどれだか分かんない

『 90点かな 』とっさに口から出た

「 100点はいただけないんですね 」

何と90点が不満と言う…私でさえ白なのに黒帯をよこせとおっしゃっている

努力したことについては評価をしたい、しかし我々の意図するそばには程遠い

蕎麦の道に今一歩足を踏み出したばかりなんだ…ゴールは、はるか彼方…いや一生勉強なのかもしれない

かといって毎月はきつい…あまりはまり過ぎず、そこそこに…てげてげに…精進しましょう

誰か立ち上がった・・・『 皆で子供の時みたいに秘密基地造ろうか 』

この会の象徴的存在…茶人せんの力蔵先生だった・・・







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太洋開発社長  そば会

Posted on May 27, 2011 by taiyo01

いよいよ本番…四人に一通り体験はさせてみた一人一人の技術性格を考慮し持ち場を振り分けなくては

ならない。正一郎さんに包丁を握らせない事は先週理事会で決定していたが何もさせないと言う訳にも

いかない、そばをはぶけば温厚な人柄で先輩をしたう人も多く私もその中の一人である



 そばらしい断面1.3mmに仕上げてみたい。信州から江戸時代に将軍様へ献上したという超極上の粉を

長野の大西製粉という蕎麦粉専門店から仕入れた…箱を開けると南国宮崎のサーファーのような黒々と

したそばではなく、年の頃なら十九・二十歳、色白の生娘が現れる。はたしてこの娘をどう先輩方が料理

するのやら、正一郎さんのやる気になっている腕まくりが少し不安だが、そろそろ始めましょう



客人達の「これ君達が打ったの? 職人さんみたい」想像しながらスターティングメンバーを読み上げた

残念な事は前回NOアウト満塁の危機を救った長谷川さんが足を捻挫し欠場していることである。おま

けに順ちゃんはゴルフでいない、飯田さんにはそば切りに専念してもらいたいし…右舷45度からつぶらな

視線を感じる…誰が残っているのか引算をするればお分かりになると思うが理事会の決定事項をひるが

えすには過半数以上の承認が必要であり何より参加者が3分の2に達していない為会議が成立しない

私が目を付けたのは初参加の新人…たとえ敗北に終わってもその責任を彼であれば問われる事もない

彼を起用しよう。 信州の粉に繋ぎを少々水をそばの半分程度…レシピ通りに事が進んでいく




思った以上に器用である…母親の肩を揉みほぐすように優しく時には強く壺の部分には親指で指圧を加

えた。一連の作業を無難にこなして最後そば切り…飯田さんの細い1.3?を手本に時間が掛かっても

とにかく細くお願いした。感がいいのだろうかタンタンとまな板に包丁の軽快な音が聞こえてくる

どれどれ・・・近寄ってその極太に驚いた…聞くと老眼で麺の太さは感で切っていたという。

そうね我々の年代って老眼なのよね、気づかなかった私が悪い彼方のせいじゃない大丈夫・大丈夫




右舷45度からまたしてもつぶらな視線…フォアボールから満塁ホームランを打たれ降板を余儀なく

された太麺鰻おじさん…先輩のグローブの中から球のけたましい音が聞こえてくる。

「パチーン・パチーン…」・・・時としてヤル気が難境を回避することがある…よし!中継ぎに使おう

ピッチャー交代5番 正・イチロー…




場内がどよめく

持ち帰ったそばを奥様から「黒いうどんって珍しいわね」と言われたらしい

今一度マウンドに立ちあの屈辱を晴らしたい…目は飛雄馬の如く炎で赤い

キャッチャーのサインを2回拒み3回目にようやく首を縦に振る

ピッチャー振りかぶって1球目投げた…球はバッターの背中をかすめる大暴騰、んが辛くも飯田さんの

スライディングキャチで事なきを得る。キャッチャーがマウンドに駆け寄り分厚い下腹を鷲づかみにすると

「正ちゃん、ちょっとダイエットしようよ、今度山登り行こや…痩すっど!」…『疲れるからいや…』

肩の力を抜いてと言うつもりだった…でも限界に達するバンドにもたれ掛る太鼓腹が気になった




「サクッ・サクッ…」…二人の呼吸が合い始る、超極細がまな板の上に横たわった…もう鰻おじさん

とは呼ばせない。聞くと後で奥様も来るらしい、先輩の達成感に満ち溢れた顔が印象的だった

第2段を終えた時、片足を負傷した長谷川さんが足を引きずり現れる


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太洋開発社長

Posted on May 16, 2011 by taiyo01

毎週のようにそばを打っている…そば会で完璧な喉越しを皆に体感して貰いたいのは分かる。んが来てる
メンバーは参加者の大半…もう今日を本場にしてもいいと思うんですけど 。先輩は団子を作っているだ
けあって、さすがに手際がいいそば粉をアッという間にこね回しソフトボール大の団子を完成させた
難しいのは板状に延ばした後の包丁入刀である…細く切り揃えるのは大変難しい…私も何度やっても上手
くいかない…だから初体験者の割り箸大の大きさでも良しとする
のど越しを楽しむ千切れない一筋のそばに仕上げる為にも湯がきには神経を使う
沸騰した鍋の中をどじょうのように麺が泳ぎ回る…箸でかき回してはいけない、そばを労わりざるで
すくい上げ隣の順ちゃんの竹籠に流し込む…水で叩き氷で締めたら出来上がり

正一郎さんのそばが最後だった…しかし本人以外の全員がその鉛筆大のそばに腰を抜かす
ちょっと目を離したすきに初体験の彼が完成させた粘土細工…どんなに雑に湯がいても切れない太さ
鍋の中で「かん太郎」が大暴れている…乾いた麺は限界まで水分を補給し1.5倍に膨張、すくい上げると
「うなぎ」になっていた…

宴会部屋に大きさの異なる小・中・特大のそばが一列に並び端から順番に喉越しを楽しむ…
そして特大でむせ込む、触感はゴム以外の何ものでもなかった…
当事者が目の前に座っているので傷つける言葉はさけたい…
本人が太麺を一本口の中に入れた…味わっているのではない食道を通る大きさまで噛み砕いているのである
かたまりをビールで流し込むと首をかしげ「くすっ」と笑う…つられて僕達も笑う…
「君のはざるそばじゃなくてね、温そばが合うと思うけどね」…向こうの方で誰かが言った
それがいい全員がそれがいいと声をそろえる。普通帰る時に詰め込む折詰、宴会が始まってすぐ折詰た人を
見たのは初めてだった…持ち帰り玉手箱を開いた奥様の顔を想像すると肩の震えが止まらない

そばをすする…そんなに食べられるものではない。箸は方向転換し空中から次の食材を探す
狙いが定まるとハヤブサの如く急降下…二つの口ばしが竹の子と椎茸を射止めた…
飯田ママの手料理なのだろう醤油が程よくしみ渡り甘辛く深い味がする…
食べ終えると獲物探しに又箸がさ迷う…灯台下暗しであった目の前に刺身があるではないか
パンパンに張った肌の輝きで鮮度の良さは一目瞭然、聞けば日高鮮魚だとか…やっぱりね
そばの話をする者もいなくなり、おじ様特有の止めどもないゲナゲナ話がダラダラ続く…
折れ曲がり屈折して行くのでスタートとゴールでは全く別の話になっていることが多い

そばと日本酒をテーマに企画した「だれやみ」…必ず翌日は二日酔いである
眠くなっきた…では本番の成功を祈って乾杯 !






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太洋開発社長:そば処

Posted on June 21, 2010 by taiyo01


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太洋開発社長・そば打ち

Posted on May 23, 2008 by taiyo01