その.11)ドイツ・ケルン大聖堂

Posted on December 28, 2014 by taiyo01























































































































その.5)ケルン居合道

Posted on December 15, 2014 by taiyo01





無外流居合道ドイツ・ケルン館長ルーチャーノはスクリーンから抜け出てきたようなイケメンだった。

ヨーロッパに10の道場を持つ彼の魂は刀匠松葉國正の刀に宿る。

50坪はあろう板張りの側面の鏡で更に道場が広く感じる。

壁に掛けてある門下生の名が上手ではないカタカナで書かれていた。

























館長が松葉先生に1本の真剣を差し出す。

聞けば弟子が居合いの練習中に刀が飛んで先が曲がったとのこと。

なるほど先の2?が曲がっている。

これは古刀らしく何度も研いているうちに柔らかい部分が出て来たそうだ。

先生は「先が折れた時はゴメンね。」と刀のそりを片目でとっくりと問診した。

ペンチで伸ばすのではない。木づちでコンコン叩いて修復するのである。













刀を曲げたアンドレアス。構えがどうもにも素人ぽく見えるのは僕だけでしょうか。



喜んだ館長がお礼に奥の部屋から持って来た物は「護身用の傘。」

握りの部分が木のげん骨になっており先のステンは程よく丸く柄はこん棒の様に堅かった。

その護身用と素手の弟子とで組み手が始まる。

思わぬプレゼントに大層な喜びようの先生。

人によって価値観が違う。傘をもらってあんなに喜ぶ人を始めて見た。

ちなみに翌日は雨だったのですが、傘が濡れるかと持って行くのを拒んでいた。






ケルンで一番美味しいビール店の前ですが満員で入れませんでした。






これは4両編成の路面電車です。



館長がドイツで一番惜しいビール飲ませるからと車を止めしばらく歩く。

予約をしてなかったらしく3軒目の店はケルンで一番うまいステーキ家だった。

グレゴアの奥さんの理恵さんも駆けつけた。

刀剣協会に勤めていた時に松葉先生の導きでグレゴアと結婚した二人である。

彼女が顔を出さないはずもなく、先生も会いたくてたまらなかった。

















「郷に入れば郷に従え」のことわざ通り此方の食文化を堪能している。

2人前の量にまして3時のティタイムに出る巨大なケーキのおかげで夕方腹が減る事はない。

だからステーキも150gで充分なのだが最低が250gだそうだ。

そして彼等は見た事もない400gを注文した。






これが250gです。コーンのつぶつぶかと思いきや、一本丸ごとでした。

その.4)ドイツ人カール

Posted on December 11, 2014 by taiyo01

ことの始まりは20年前。

宮崎在住のドイツ人がBMWの単車の部品を頼もうとドイツに電話をした。

そこでドイツ人カールから返って来た言葉が「刀鍛冶を紹介してくれ。」

カールは東洋文化特に日本の侍に興味を持ち、魂の宿る刀に行きついた。

紹介されたのが当時開業して6年目の松葉さんだったのです。

今回もカールの注文品を届けるべく刀匠と弟子に扮したあたしがドイツに渡った。

驚くことはこの刀の完成までに3年も掛ったこと。

一般的に刀鍛冶は刀のみを作り研ぎは専門の職人に委ねる。

その他、つば・つか・さや・はばき等完成させるまでに7人の職人がたずさわるそうな。

時間が掛かったのは「さや」だそうです。

鮫の皮を貼り乾かし磨いては塗りを繰り返す事3年。気の遠くなる様な話ですね。











彼を支持するドイツ人が80名ぐらいは来てましたかね。

カールが刀剣協会で最も権威のある無鑑査の称号を松葉先生が取得したことを紹介する。

無鑑査は日本に18人しかおらず過去に6人の人間国宝が出ている話を組み入れ

今のうちに買っておかないと将来とんでもない値段になるとお客様をあおりたてた。











































この人は居合をしており松葉先生に真剣を作って欲しいと申し出て来た人です。

手にしてるのは模造刀で「本物の刀は重いけど大丈夫か。」と

先生がこの後彼の筋肉の付き具合を確認しておりました。













松葉先生は仕事柄体力を維持するためにあの量召し上がるのだろう。

鉛筆しか持たない僕は毎日朝食をガッツリ食べ昼夜2人前たいらげ3日で2キロ太りました。

ヨーロッパではワインにジビエ料理(野生の鳥獣料理)が当たり前。

鹿・猪・鳩料理が平気にメニューに名を連ねている。

日向で猪のピザを食べた人はいないと思う。

はたまた猪にジャムをつけて食べた人がいるはずが無い。

どんな味だったかって!そりゃーもー、あーたぁ。そんな味でございます。






猪のピザ。肉はサラミ状になっておりました。








彼らはタレと申しておりましたが。日本ではジャムと申します。リンゴとブルーべリーの極甘です。

これを下の猪肉に塗りつけて召し上がれとは。・・・泣けてきます。







肉の下に見える黄色いものは短く切られたパスタでござます。

パスタはことのほか美味しい。







ドイツの定番ホワイトソーセージ。皮をむいて食べるそうです。

自己主張を押さえたソフトな味覚。・・・日本人は好きになりますね。

手前のパンは「プレッツェル」モチモチして、うっすら塩がちりばめてあります。

ドイツパンの一押しです。








 





その.3)合気道ドイツ編

Posted on December 09, 2014 by taiyo01

松葉先生は合気道の有段者で弟子は宮崎は本より関東そしてここドイツにもいたりする。

ウルスは日本で留学中に知り合った博多の日本語教師と結婚した。

二人は前泊でわざわざスイスから5時間かけてやって来たのである。







通訳の女性は山えりこさん。彼女は高校を卒業後此方の大学を経て大学院に通っている。

落ちついて見えるがまだ20代のうるわしき大和なでしこだ。

昨日の刀の個展も彼女が通訳し、今日の合気道の稽古も彼女が解説する。

複雑な日本語しかも困難きわまる「気」をドイツ語に訳し理解させよとは

体の中心にたくわえた「気」を頭のてっぺんからすーっと出す感覚だそうだ。

力ずくで投げ飛ばそうとする弟子に松葉先生の激が飛び

150?に満たない彼女のドイツ語に2mの巨漢があやつり人形の様にぎこちなくうごめく。




























先生は今年の春もこの道場を訪れております。

その時も「気」について教えたそうですが、飲み込めた者はごくわずか。

だから今日は分かりやすく指導したとの事。

一体どこまで彼らが理解できたのやら、合気道は奥深い武道でございますね。

この後は家族同伴の食事会です。

僕のお土産は順ちゃんから渡された「相撲のタオル」と太田君の「こども落語の手拭い」

日本の漢字を珍しそうに眺めておりました。










その.2)フランクフルト

Posted on December 05, 2014 by taiyo01

ケースに刀が全部で5ふり入っており、出国手続きは彼だけ我々とルートが違う。

羽田空港の端から端を刀を抱え右往左往をし、しめて1時間要した。

此れから飛行機の狭い椅子に12時間尻を挟んで西へ向かう。

楽しみは機内食とお酒。睡魔が襲って来るまでただひたすら飲み続けるのでございます。

暫くすると酔いもまわりウキウキして、さほどでも無いジョークにも大爆笑の旗を上げた。

背もたれに張り付いた画面から映画・ビデオ・音楽・ゲームが楽しめる。

ANA航空は最新番が満載で日本語字幕に吹き替えの数の多いこと

驚く事に映画を見ている間にフランクフルトの着いのでございます。

12時間フライとしてきたが時差がー8時間なので4時間で着いた事になる。











空港にはドイツ人のグレゴアが迎えに来てくれていた。

彼とはこの春日向に来た時に夕食を共にした。奥さんは日本人で紹介したのは松葉さんだ。

宿泊先はボンから車で30分走ったバード・ノイエンアール(BADNEUENAHR)

という温泉保養地で退職後に此処に移り住む人が多いらしい。

ライン川の支流沿いにある街。並木道が綺麗ですね。









その.1)刀匠松葉國正さん

Posted on December 03, 2014 by taiyo01

日向の刀鍛冶。刀匠松葉國正こと松葉一路さん。

美術協会で知ったものの、そうでなければ刀鍛冶を志す人に巡り合う事は無かったかも知れない。

そもそも小川会長が教諭時代に美術を教えた生徒で、刀も美術品だからと協会への入会を勧めた。

初総会の懇親会で合気道の技を掛けられ痛い思いをした事を覚えている。



小川会長の芸術文化賞祝賀会の幹事をしていた僕は彼とアトラクションである演武の打ち合わせをしていた。

そこで日本美術刀剣保存協会の最高位である無鑑査についた事を聞かされる。

47都道府県にたった18人しかいない無鑑査の中に入ったとは何たる偉業を成しとげたものか。



彼と小中高を同じ学校に通った親友のKさんが「名前の如く真実一路の男だ」と言っていたが

貫き通して出来るのものでは無い。年間最優秀賞10回取った裏にはそれ相応の苦労があったと思う。


刀は年間に24本以上作ってはいけないそうだ。

注文を受けてから作るそうだが国外のファンも多く年2回は欧米に自ら足を運んでいる。

刀を腰に差し欧州の土を踏む刀匠松葉國正。何となくかっこ良く思える。

「松葉さん僕もドイツに連れ行って」・・・「いいですよ」・・・

意外にあっさり決まり、妻の愚痴も今回はわりと少なかった。