原田昭男君のイチゴ農園

Posted on August 04, 2015 by taiyo01





原田昭男君のオアシスを訪ねた。

クーラーを付けているのに車の中は32°、砂ぼこりの駐車場の向こうに彼がいた。

外に出た瞬間、熱風で全身から大玉の汗が噴き出す。

スプリンクラーの水しぶきを浴びながら、ぐい飲み極小プランターに土を詰めている。

汗をぬぐった顔は土色に、「にやっ」とした歯がやけに白く感じる。
















ちょうど苗を増やす作業中だった。

1,000本の親苗から10,000の子苗孫苗を育てるそうだ。

こげつきそうな炎天下の中だが、熱射病対策などと言うものは無い。

くみ上げるスプリンクラーの地下水で、水分補給をしているのだろうか。

日本最高気温は岐阜県の41°だそうだが、このビニールハウスの中は、その最高をゆうに超えている。

「んだ、いやどぉ。」 僕には出来ない。










この時期、台風が毎週北上してくる。

風速30mで、このオアシスは、こっぱみじんになるのかも。

ビニールハウスの上からビニールシートを張って、吹き飛ばされない様にすると言うが

ビニールの2枚重ねで、本当に大丈夫なのだろうか。

天気予報に敏感になり、沖縄に上陸した後は、いつも神様に祈りを捧げる。







彼が目を細めた。「イチゴって人と違って、頑張った分、見返りがあるから嬉しいです。」

確かに、人は優柔不断で、頑張ったからと言って、すべてに成果が出る訳でも無い。

人にもまれ生きて来た世界に終止符を打ち、イチゴ農園に踏み切った原田君。

自然の猛威にはばまれた時、彼がどう立ち回るのか。

昭男ちゃん、保険、保険を掛けておきなさい。

そうだ、久しぶり、飯田先輩と3人で、うさぎ家に行こう。



)DISALLOWED (



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